クラブW杯開幕戦〜♪

FIFAクラブW杯開幕戦の横浜国際競技場に来ました〜!
Jリーグチャンピオンとなったサンフレッチェ広島はサイドからの攻撃がキレていて子どもたちにとっては旬のお手本。頑張れ〜♪
入場チェックで、スポンサー企業以外のペットボトルのラベルを剥がさせられ、スポンサー企業のものも合わせて一口試飲させられるという今時の事態も…

児童クラブの一日。そして・・・

今日も仕事に全力でした〜!

本日の児童クラブでの業務はおやつ作りから。
約60人分の釜揚げうどん!学校から帰ってきた子どもたちが覗きに来る。匂いも大事。タレには、昨年子どもたちが作ったという味噌にカブと挽き肉、むきエビを煮込んだ味噌ダレ甘辛風で最後に別に炒めたカブの葉を乗せてまいう〜♪
けれども、おかわりに来る子、手をつけない子もいて様々。
あの手この手で、一口でも食べさせるが…好き嫌いは少なくないし、お腹の空いていない子も当然いる…。

おやつの後は近くの緑の広場へ出かけ外遊び!
まずはドロケイに加わり、誰よりも追いかけられ、追いまくる〜!クラブの子じゃない子も入れちゃうぜ〜!
感じたのは、外遊びが少ないからか、ガキ大将的な子がいないせいか、みんなで思いきり遊ぶことに慣れていない子が多い。
それでも、サッカーをはじめれば、みんな入ってきて、みんないい顔♪
思いきり高く蹴ったボールが木の上に引っ掛かって…ゴメン!一番人騒がせなのは私です。みんなで木を揺すったけど落ちてこず。
近所のお宅の作業場から長い鉄棒を借りてきて…ようやく落とせたのでした。汗だく。

クラブに帰れば、次々に親がお迎えに来る中、掃除機をかけて日記を書いて業務終了。

今度は、自分ちの小僧のお迎えに別の児童クラブへバイクを走らせる!

…そんな日常から、色々と自分のやりたいことを考えております今日この頃。
隣で本を読んでた小僧が寝たので、そんなこんなをまとめたニュースの作成に今からパソコンに向かいま〜す。

放射能から子どもを守る地方自治でできること。

本日は三軒茶屋へ、講演会&トークセッション『放射能から子どもを守る 地方自治からできること』に参加。
菅谷松本市長の話は何度か伺っていたが、今日は現在の福島の甲状腺がんについての見方と低線量被曝による非がん性疾患が過小評価されている事への危惧などを話された。
今回足を運んだのは、わくわくピクニックの今後を検討する参考になればと、松本市にあるNPO『まつもと子ども留学基金』の話を聞くためだったのだが、やはり菅谷市長の後ろ楯で保養を求める側の信頼は大きいようだ。理事長の植木さん自身が郡山からの自主避難者で、そのまま移住しNPOを立ち上げ、8人の女子入寮から始まったとのことで、子どもたちが困難から少しずつ成長している話など心に響いた。チェルノブイリ事故から30年近く経ったベラルーシでは子どもたちに今なお年に一ヶ月の保養を義務化し国が費用を負担しているのと比較して、日本の政治を変える必要は勿論だが、それを待ってもいられない課題…あれこれ思案中です。


わくわくピクニックのこれからを思う。

福島周辺の子どもたちを藤沢に招く保養キャンプの企画「わくわくピクニック2015」を10日から12日の二泊三日で行った。宿泊施設「少年の森」の定員40名を超える応募からの絞り込みが毎年の最大の悩みであったが、3回目となる今年は去年から始めたホームステイでの受け入れに応じてくれた家庭が増えたこと、少年の森近くの自治会館が借りられたことによって応募者全員を招く決断となった。
先方に多少のキャンセルは出たものの、天候には再び右往左往させられはしたが、今年も子どもたちの笑顔をたくさん見ることが出来た〜♪ 
これまで、ボランティアと寄付だけによる運営を続けてきた当企画だが、政府の態度や世論の動向などに呼びかけへの反応は当然に変化してくる。果たして、この先も続けられるという保証はどこにもないのだが、やはり招いた子どもたちの笑顔に触れると、また、親御さんたちの話を聞くと、その重い課題とどうやって向き合っていくのか、これまで関わってきたみんなと真剣に考えなければならない。

福島第一原発事故から、県が実施している当時18歳未満だった子どもたち対象の甲状腺検査において対象となった38万人のうち6月末現在で137人が疑いを含む甲状腺がんと診断されており、チェルノブイリなどでの潜伏期間を考えても今後さらに増えることが危惧される。
一方、私たちがピクニックを行う背景にあった「原発事故子ども被災者支援法」の改定には「新たに避難する状況にはない」と明記され、自主避難者支援の縮小、「帰還定住化」政策が反映されている。自主避難者に無償提供されている「みなし仮設住宅」(昨年末の一部地域を除く戸数で9261戸うち県外4845戸)についても福島県の来年度末での打ち切りが決定される状況なのである。

鎌仲ひとみ監督が「小さき声のカノン」上映会場で「保養を文化に」と言われたが、誰でも、必要とされる子どもも大人も受け入れられる湘南地域のホスト文化、おもてなし文化のポテンシャルは存在している。これを発揮できる地域づくりを進めていくことが鍵となるかも知れない。


小僧との一日。

日曜日は、片瀬地区レクリェーションにリレー選手として参加した小僧が大活躍!二位で受けたバトンを持って一位に躍り出る。そのままアンカーまでなんとか逃げ切り、地区対抗で初勝利〜♪
午後はサッカーの練習。真夏のような強い日射しの中、後期リーグに向けて練習のあともグラウンド走り。
持久力ではチーム最下位の小僧が、今後夜に境川沿いを走りたいと言うので、今日はコース確認に散歩〜♪
…で、歩きながらの父子の会話。
クラスの好きな子の家に初めて行ったことや、その帰り途にゲームの高価なソフトを落としてきて散々怒られ泣いていたけど、それも勉強。本人も楽しみにしている「わくわくピクニック」福島の子どもたちを藤沢でおもてなしする理由についても改めて話してみると、去年と比べて少しは分かるようになっていて、色々と成長を感じた。
二人散歩&RUN始まりそうです。

夏終わり・・・もの思う。

新学期が始まり給食も再開したので、朝から一日児童クラブで過ごす子どもたちとのパワフルな日々がようやくひと段落。
6月から児童クラブの非常勤職員として勤務して三か月、1年〜5年生90人の子どもの名前と顔を覚える間もなく真夏のキャンプ引率!夏休み中お互いに家族よりも長い時間を共にする生活。中にはクラブの集団生活に馴染とめない子も当然いるし、「勉強の時間」が苦痛で逃避する子、「うざい」「死ね」容赦ない言葉の応酬に割って入る場面も。みんな可愛くてたまらないのだが、子どもを取り巻く様々な背景があり、その中で児童クラブは何が出来るのか・・・藤沢市では子ども子育て関連法を受けて児童クラブを30程度増やす方針だが、子どもの居場所として本当にそれが良いのか、それしか無いのか?子どもにとっても求められるより良い選択があるのではないか・・・など現場で感じている課題を整理して動く準備を進めたいと思う今日この頃。

まずは、学習支援。経済格差がそのまま学力格差となる負のスパイラルを断ち切っていく必要性は明らかだが、教育委員会が主体的にそこに向き合う気があるようには残念ながら見えない。地域の居場所づくりの中で、その課題と向き合う主体をどうやって求めるのか・・・。

一方、国会・参議院では安保関連法案の審議が行われているが、山本太郎参議院議員が指摘しているように、「経済的徴兵制」が現実的な問題になっている。国立大学の学費は80年代後半の倍近くに値上げされた一方、家計の援助、仕送りのできる余裕が減退し、奨学金を借りる受給者は5割を突破。文科省によれば大学卒業時の借金は平均約296万円だそうだ。そこに一定期間、自衛官となれば返済免除される貸費学生制度がすでに存在しており、「経済的徴兵制」の先進国アメリカのように、さらなる制度拡大を求める声も公然と上がる。

安倍首相が「徴兵制が敷かれることは断じてない」と7月30日参議院特別委員会で答弁しているが、経済格差が学力格差となり職業選択の自由さえ奪われるような子どもたちを生みだす社会を変えていかなければ、直接的な強制力を持たないとしても「徴兵制」は成立し得る訳だ。
この現実を肌で感じ、国会前で安保法制反対の声を上げ続けているSEALDs、それに応える若い世代と一緒に声を上げよう。そして格差社会を是正するために、現場を変えよう。政治を変えよう!(9月4日)