放射能から子どもを守る地方自治でできること。

本日は三軒茶屋へ、講演会&トークセッション『放射能から子どもを守る 地方自治からできること』に参加。
菅谷松本市長の話は何度か伺っていたが、今日は現在の福島の甲状腺がんについての見方と低線量被曝による非がん性疾患が過小評価されている事への危惧などを話された。
今回足を運んだのは、わくわくピクニックの今後を検討する参考になればと、松本市にあるNPO『まつもと子ども留学基金』の話を聞くためだったのだが、やはり菅谷市長の後ろ楯で保養を求める側の信頼は大きいようだ。理事長の植木さん自身が郡山からの自主避難者で、そのまま移住しNPOを立ち上げ、8人の女子入寮から始まったとのことで、子どもたちが困難から少しずつ成長している話など心に響いた。チェルノブイリ事故から30年近く経ったベラルーシでは子どもたちに今なお年に一ヶ月の保養を義務化し国が費用を負担しているのと比較して、日本の政治を変える必要は勿論だが、それを待ってもいられない課題…あれこれ思案中です。