目からウロコ!?救命救急講習はタメになる。

本日は、町内会で呼びかけた普通救命救急講習会を市民会館和室で行った。市の救命救急課から消防士が来ての3時間みっちりの講習だったが、講習内容も実践的な聞きたい内容満載、話術も軽妙で参加者からは大好評!
目的に、子ども会で行われていた夏休みのプールが安全面への配慮で休止になっている中、子どもたちの地域での安全を町内会としてバックアップしたいとの思いがあり、特に「小児・乳幼児に対する心肺蘇生法を中心に止血法、AED使用法を学ぶ」講習を受講。例年夏に行われていた市の津波避難訓練が今年は縮小され、本町内会も「津波浸水想定地域」から外されれたために、自主防災会として災害時への意識付けのために独自の取り組みとした。
「心臓の位置は左胸ではない。胸の真ん中を圧迫する」「とにかく人工呼吸よりも胸骨圧迫(心臓マッサージ)を続けること」海で泡を吹いていた救助対象者に人工呼吸が出来ずとも救出できた話など現場のリアルな話に参加者も真剣に聞き入り、心臓マッサージの実際の要領、AEDの使い方などを全員が経験。
熱中症対策や、モチを喉に詰まらせたり誤飲した異物の除去法など大変ためになる話なので、ぜひ多くの人に受講してほしいと感じた。
救急車が到着するまでの藤沢市平均約6分。何もしないまま重篤な対象者が助かる率が25%だとすると、それが90%まで助かるとの話。特に後遺症を残さずに元気に回復させる上で大変重要な役割を果たせる応急手当。
目の前で倒れた子どもや誰に対しても、偶然居合わせた自分が出来ること、少しだけの知識で勇気が後押し出来るようになれば。
市では講習を定期的に行っている他、団体での講習も15人以上から出前で行っている。町内会、会社やサークルなどみんなで学べるので気軽に申し込むことをお勧めします。