どんな防災倉庫にする?強力な三役会議

先日の三役会議は、改めて女性陣の大胆さに感心させられた。
うちの町内会、最大の特徴は、働く女性が町内会長。会計も旦那さんのサポートで奥さんが切り盛り、副会長の私を含めて三人が現役世代。会長も自身の班からクジ引きで選出され、輪番で回ってきた各班からたまたま選ばれた三人で構成される。町内会の役員経験者ゼロでスタートした昨年度は、とにかく「自主防災」を立ち上げよう!と試行錯誤ながら、3.11を経た町内皆さんの声に後押しされて「起動」を果たすことが出来たと自負している。
4月で正念場の2年目に突入。1年目で防災に関する町内会の基本的な方向性だけは確認してきたが、目に見えるものに出来るか・・・その具体的な形を防災倉庫の新設と位置付けてきた。
3月の総会では、赤十字、共同募金への町内会からの一括納付を取りやめることを提案。それを回して防災倉庫の予算を計上することができたのだが、そもそも町内会館はない。市民の家も遠く、町内会の総会は市民会館の会議室を借りたり、防災会議、三役会議などはファミレスに頼っている状況を何とかしたいとの思いもあって、防災倉庫を防災会議くらい開催出来る大きさにしたいと思案し、事を早急に進めるために三役会議を開いたのである。
それだけの大きな倉庫となると当初予算だけでは足りなくなる・・・と相談したところ、女性陣は、大いに賛同してくれ、毎年増えている繰越金の大胆な活用をしようと即決。ただし、そのために、使用目的にも付加をつけるので、臨時総会を開くことを視野に準備を進めることになった。
ところが一夜明けて、その防災倉庫を設置する場所を巡って、困難な課題が立ちふさがることになったのであった・・・。

写真は、市内某所で発見した小会議も出来る防災倉庫。ここの町内会の方にお話を聞き、これも市の補助があって設置されたことを確認。中の充実した様子を撮影させて頂いた。