雨でも保育園の見学に来たんよ。

5月下旬から保育園巡りをしている。まずは、市の保育課を訪ねて必要な手続きを確認。申し込む前に出来る限りの園を見学して本人の好みを反映させたいと思っていたのだが、実情は全く甘くない。
ちょうど先週、県内の今年度の保育所について「待機児童 最多3245人」と新聞にも発表され、特に藤沢市も急増地域として「144人(昨年度38人)」と報じられているのだが、この数字は認可保育園の希望を一箇所しか出していないで入所出来なかった場合や、認可園に入れずに認可外の保育施設に入所したケース、また求職中の場合などは「待機」としてカウントされていない。つまり、潜在的な「待機児童」はもっとずっと多いのである。
ちなみに、私の場合も、申し込みをしたとして、現在パート程度に働いていても、もう少し勤務時間を増やしたいと考えていても、恐らく「待機」の優先順位で相当に厳しい状況となる。となると、所得に関係なく一律に5〜6万円/月もする認可外保育園に入れなければならないのだ。そして、そこに入れたとなると「待機」ではなくなる。
藤沢市の場合、認可保育園は市立と法人立があるが、保育料は同一で所得税額によって12区分に分かれ、三歳以上児であれば最高所得区分でも32600円。差は歴然なのだが、それでも認可外にでも入れれば良しとされる扱いは理解出来ない。
うちの小僧の関心は、もっぱら、外遊びがどれだけ出来るか?園庭にブランコが無いのはなぜか?といった実践的なところにあるようだが、親にとっては選択する余地など無いのか・・・。
当面、この保育環境の問題を体験そのままにリポートする事になると思いますので、ご意見お寄せください。