「世界がもし100人の村だったら4子供編」より

takeru-harada2007-11-02

妻が2泊3日の行政視察から戻り、ようやく落ち着いた日常に戻った。
初めておっぱい無しで三日を過ごした息子は、初日の早朝に泣き止まず、野菜ジュースを一気飲みして、やっとこさ眠りに再びついてくれたり・・・ドッと疲れる局面もあったのだが、それ以外はお兄ちゃんや実家の助けもあってどうにかこうにか無事に過ごせた。
そんなわけで、この間は、朝の駅頭宣伝も休止し、家事育児に専念せざるを得なかったのだが、唯一、息子と二人で出掛けたのが、片瀬中学で行われた池田香代子さんの講演会。といっても、出がけに寝てしまった息子が起きるのを待っていたら、最後しか話を聞けなかったのだが、それでも氏の著書『世界がもし100人の村だったら4子供編』のくだりを聞けたので、その本を購入してきた。
その一節に『世界の子どもがもし100人だったら 31人は、栄養がじゅうぶんではなく 22人は、予防接種をうけられません。8人は、5歳まで生きられません。 障害を持っている子は7人です。』とあり・・・『こんなふうに考えてみてください。世界が1カ月、戦争にお金を使わなければ、そのお金で、2億2千万人の子供を危険な鉱山や、不潔なゴミ捨て場から助け出せる、と。』誰もが、目の前の日常に追われて生きているのだが、国会での論戦の折、お薦めしたい。想像力を失わないために。