辻堂浄化センターで下水汚泥焼却灰の見学

1日には、藤沢市の下水処理過程で生じる汚泥の大半を焼却している辻堂浄化センターを見学。凍結となったとは言え、「希釈施設」を巡る今後の行方を注視する見学者達に、職員が映像を交えた丁寧な説明をしてくれ、焼却灰を入れたフレコンバックの敷き詰められた施設内も案内してもらった。質疑に答える職員からは、国の法律に従い、あくまで溜まっていく汚泥焼却灰の処理をしなければならない立場が強調されたが、減容化に向けた可能性についても排除せずに対応を検討していくことが確認された。
8000ベクレル/キログラム以下の放射性廃棄物に対しては自治体に丸投げして無責任な国に対して、やはり、藤沢市が安全に保管・監理する仕組み作りに向けたモデルとなっていくしかないと、現場に来て改めて感じたのであった。