高裁への交通費払ってくれ!

嫌な感じ�・持ち物チェック

昨日は東京高裁へ行って来ました。
善行土地問題で勝訴したものの、敗訴した側が支払う弁護士報酬額を巡って横浜地裁で再び敗訴した藤沢市が控訴したことによるもの。(公式サイト12年10月15日付「活動報告」参照)http://www.ne.jp/asahi/takeru/harada/report/index.html

横浜地裁とは違って、建物に入るなり持ち物検査。どの法廷に行けばよいのか必ず迷う無機質な構造。高裁の法廷で裁判長を挟み、両者弁護士が対峙する横に座るわけだ。何も発言しないとは言え、同法廷で連続して行われる裁判関係者が傍聴席を埋めている中で緊張しないはずがない。
とは言え、事前に双方が交わした書面の確認と、裁判長が「話し合いの余地は?」と尋ねたのに対して、間髪入れずに市側弁護士がこれを否定。次回の判決言い渡しの日程が確認されて終了。ものの5分程度の出来ごとである。
これだけのために、片道JR820円に銀座線160円がかかるのである。弁護士費用が当然に私に入るわけではなく、こうした費用も自前である。これが行政訴訟で勝訴しても住民側が負担しなければならない現実・・・どうにも納得がいかないのだ。