「要注意外来生物指定」

やっぱり、そうだった。
１８日付朝日新聞の記事に「マニア放蝶？生態系混乱」との見出しで「アカボシゴマダラ」という中国産の蝶が、神奈川県内、特に藤沢辺りで数多く放され、繁殖していると報じられた。外国から生きた蝶を持ち込む植物防疫法違反に当たる行為が生態系を乱す危険性が指摘されているのだが、実は私自身、この蝶に去年の８月と１０月に市内で遭遇し、「嫌な予感」から写真に収めていたのだ。時間のある時に一度調べようと思っていたのだが・・・。最近では、この蝶に限らず、色々な生物の外来種が放置されたり遺棄されて在来種を脅かす話が絶えない。ペットなどで購入しながら放棄する飼い主の問題もさることながら、安易に入手できるようにした国による規制緩和がもたらした問題である。