自称「美しい」を恥じ入るべし。

takeru-harada2007-07-30

参院選挙の投開票日・・・昨夜は明け方までテレビに見入ってしまった・・・と言って、開票速報以上に面白かったのは、この時間に放映されていたサッカーアジア杯の決勝戦オシムをして「エレガント」と言わせたイラクのサッカーは本当に楽しませてくれる魅せるサッカー。日本を実力で破ったサウジともども攻守の切り替えの早さ、ゴールへの最短を競うからこそ、常に縦への突破を試みる意識の強さ=日本代表との差を見せつけられた。
前回大会ではまぎれもなく日本が「美しい」サッカーで優勝したのだが、初の予選突破を果たしたベトナムだけでなくアジアのサッカーは進化を続けている。オシムジャパンも軸となる選手が明確になって目指すべきモダンなサッカーがイメージ出来てきている分、個人の勝負が後景化してはならないし、自らを「美しい」などと形容する事を恥らう智将に恵まれた日本代表は「反省すべきは反省」できるし、新しい選手注入によって克服する術もあると確信しているのであるが・・・。
かたや、何を「反省する」のかさえ示さないまま「美しい国」と唱え続け、その地位にしがみ付いている恥将こそ「美しい」とは無縁と言わざるを得ない。